第311章

一方、Aチーム。

水原心奈もまた、Bチームが奇跡を起こしたという知らせを耳にしていた。腹の底から怒りが湧き上がり、どうしても受け入れられない。水原玲がやって来て、いとも簡単に自分を超えていったという事実を。

このポジションで誠心誠意尽くしてきた。「若葉ガーデン」をここまでにするのに、どれほどの残業を重ねたことか。

今回は自信があった。今回の売上速度なら自身の記録を更新し、秀樹に自分を見直させることができると信じていたのだ。

それなのに、水原玲の「星名マンション」がリリースされた途端、完膚なきまでに叩き潰された。

12時間だと? 一体どういうことなの?

彼女は奥歯が砕けるほど強く噛...

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