第347章

「もういい、もう言うな。今後、あいつらを桜川マンションには一歩たりとも入れさせんぞ!」

水原の祖父は、鼻息を荒くして言い放った。

水原玲は、自分を守るために実の息子夫婦と縁を切ろうとまでしてくれる祖父母の姿を見て、胸が温かくなった。彼女は微笑んで言った。

「大丈夫ですよ、おじいちゃん、おばあちゃん。二人のことは責めていませんから。ただ、子供たちのことが心配で気が立っていただけで……それに、あの二人のことなんて最初から眼中にありませんし、怒る価値もないですから」

その言葉を聞いて、老夫婦は思わず顔を見合わせた。どうやら孫娘とあの二人の関係は、もはや修復不可能なところまで来てしまったよう...

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