第63章 彼とどういう関係だ

ついに、ジェットコースターが頂上から滑り落ちた。

「うわあああ!!」

九条千秋は悲鳴を上げ、魂まで抜けそうな勢いだ。

「うぉー! 最高! めっちゃスリルある!」

森川悦子は嬉しくてたまらない様子で、両腕をぶんぶん振り回している。

やがてジェットコースターは、がたん、がたんと速度を落とし、ゆっくりと停止した。

九条千秋は真っ青な顔で降りるなり、ふらふらと隅へ駆けていって、盛大に吐いた。

さっきまでテンションが振り切れていた悦子も、その様子を見ると小さくため息をつき、どこか呆れたように言う。

「九条おじさん、そんなに怖かったの? じゃあ休んでていいよ。あたしが湊と遊ぶから」

そ...

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