章 369

「でも……でもさっき触りましたよね……」

趙青のあの恥ずかしそうで焦っている様子を見て、張扬は彼女が純粋なふりをしているように思えた。

趙青の演技じみた純情さは好きではなかったが、張扬はそれでも偽善的に言った。「悪かった、許してくれないか。俺が悪かった、サイコロゲームならサイコロゲームだけにすればよかった、なんで歌を歌わせたりしたんだろうな。小青、謝るよ、このビール、俺が飲むから!」

ビールを一本手に取ると、張扬はゴクゴクと飲み始めた。

「おじさん、あまり飲まないで。飲みすぎると体に悪いですよ」

「彼女が恋しいんだ」

叔父がそんなにおばあさんを思っていると知り、趙青はさっきのことをこれ以上追及...

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