第178章 汚名を着せ始める

委員会の初めての非公式会合は、一般には公開されていないプライベートライブラリーで開かれた。

長い会議卓も、名札もない。

あるのは、点在するソファと、部屋いっぱいに満ちる紙とインクの匂いだけ。

桜井結衣が到着して真っ先に目に入ったのは、K先生だった。

――まさか、彼も来ているなんて。

「K先生」

桜井結衣が軽く会釈すると、K先生は窓際のソファを示した。

「どうぞ。座ってください。あなたの『プロメテウス』は以前から追っていました。実に見事な設計です。ただ今日は……『プロメテウス』の外側について、あなたの考えが聞きたい」

そう言いながら、彼は自ら紅茶を注いだ。湯気とともに、やわらか...

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