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菅田結花は車を走らせ、新谷結奈を乗せて乗馬クラブの近くまで来ていた。だが前方は工事中で、車両通行止め。クラブへ入るには、いったん別の道へ迂回するしかない。

新谷結奈は封鎖された道路を見つめ、眉をひそめた。

「急に工事なんて……?」

普通、乗馬クラブに関する動きがあれば公式アカウントで告知が出るし、担当者も各顧客へ事前に連絡を入れる。外の道路工事みたいな大ごとならなおさら、前もって知らせが来るはずだ。けれど今日の彼女には、何のメッセージも届いていなかった。

菅田結花は違和感に気づいた様子もなく、あっさりと別ルートへハンドルを切る。

「改修でしょ。ちょうどいいじゃん。元の道、埃っぽくて...

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