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病室の空気が凍りついた。気圧は底まで落ち、誰もが息の仕方を忘れそうになる。

中村賢也がスマホで何かを操作し、次の瞬間、病室内の監視映像が落ちた。

新谷陽向の瞳に動揺が走り、新谷天羽を見る。

この病室にも監視があるなんて、彼らは知らなかった。さっき新谷結奈にしたことが、全部録られていたとしたら――。

もし新谷結奈と藤井翼がそれを外に出したら、新谷家はどう火消しをする?

新谷浩市が顔を上げ、ぐるりと室内を見回す。目を凝らして探したが、監視カメラらしきものはどこにも見当たらない。

眉間に皺を寄せる浩市を見て、中村賢也は両手をポケットに突っ込んだまま、のんびりと言った。

「監視を探して...

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