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先生からのメッセージを目にした瞬間、山口拓也はびくりと肩を震わせた。

新谷芽衣? 新谷芽衣が自分にとっての「厄」だって? だからあいつと一緒にいると、ろくなことが起きないのか。藤井翼も言っていた。新谷芽衣は、新谷結奈を誘拐した犯人かもしれない、と。

荒唐無稽に聞こえる。けれど、あの日――芽衣が自分を探しに来る前、彼女がどこにいたのかは確かに分からない。

山口拓也「僕に厄を呼ぶって? 先生、本当にそうなんですか?「

新谷結奈は唇の端を、かすかに吊り上げた。冷たく薄い弧。

――やっぱり、拓也はそこまで芽衣のことが好きじゃない。

本気で惚れているなら否定する。なのにこいつは、疑っている...

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