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新谷結奈は気まずそうに口元を引きつらせ、へらりと笑った。

「はい。よく実年齢より下に見られるんです」

「藤井社長、この子、ご友人だそうです」

受付はまだ、新谷結奈が何か面倒を起こしに来たのではないかと疑っているようだった。

藤井翼は軽くうなずく。

「オフィスへ」

新谷結奈はぱっと顔を明るくし、こくこくとうなずいた。手にしたギフトボックスを持ち直し、やわらかく微笑む。

「光栄です」

すると傍らにいた中村賢也が一歩前へ出た。

「新谷さん、お荷物は私がお預かりします。社長に贈り物までご用意くださって、ありがとうございます」

「いえ、こちらこそ」

新谷結奈はにこやかに箱を中村賢...

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