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新谷芽衣は一瞬きょとんとした。

「彩ちゃん、どうしたの? 結奈の言うことなんて信じるの? なんであんな子の話を真に受けるのよ。あの子、私たちがうまくいってるのが気に入らないだけでしょ」

高橋彩は口を尖らせる。

「気に入らないのは結奈のほう? それとも芽衣のほう? 自分がいちばん分かってるでしょ」

そう言い捨てると、彩はくるりと踵を返して行ってしまった。

高橋彩がぷりぷりしながら去っていく背中を見送り、芽衣は床をぎりっと踏みつけた。胸の奥がむかむかして、どうにも収まらない。

結奈さえいなければ、彩が自分にあんな態度を取るはずがないのに……!

ちょうど女子生徒が一人、目の前を通りか...

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