第155章

あっという間に一日は過ぎ去った。

篠崎アエミは自作のキーチェーンを見つめ、目を輝かせた。

「うわぁ、これ本当に綺麗」

「当たり前でしょ。あんたには才能があるんだから。たった一日で覚えたこれが、外に出せば数千円……いや、一種の芸術品よ!」

「え?」

自分の編んだキーチェーンがそんなに高値がつくと聞き、篠崎アエミは瞳を輝かせる。

「先輩、ありがとうございます! また稼ぐ道が増えました!」

「現金なやつだなあ。もうすぐファッションウィークじゃないか。世界的デザイナーになるんだろ?」

「へへっ!」

二人は互いに褒め殺し合っていた。

冗談はさておき、篠崎アエミは慣れた手つきで次々と...

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