第229章

「あっ!」

 敏感な身体が、ひときわ高い声をあげた。

 篠崎アエミは、こらえきれずに嬌声を漏らす。

 榎田神也のテクニックは申し分なく、十分すぎるほどの体力と恵まれた体つきまで備えている。女なら誰だって、あっさり虜になってしまうだろう。

 いったい何度イってしまったのか、自分でももう数えられない。限界をとうに越えたところで、アエミはようやく泣きを入れた。

 夜はいやに長い。

 また眠れぬ一夜だった。

 気づけば、窓の外はすっかり白んでいる。

 榎田神也は名残惜しそうに、下半身の熱いものをアエミの奥から引き抜くと、そのまま腕の中の女を抱きしめ、名残を惜しむように目を細めた。

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