第74章

唇が腹部に触れると、篠崎アエミはビクリと身を震わせ、彼の頭を必死に押し返した。「やめて!」

「安心しろ、乱暴はしない」

榎田神也は掠れた声で囁く。彼女の上気した頬と、潤んだ瞳を見つめ、低く笑った。「お前はますます魅力的になっていくな」

「あなた……」

男の声はどこまでも甘く、挑発的だ。

だが、それ以上に扇情的なのは、情欲を湛えたその瞳だった。

篠崎アエミは頬をカッと熱くしながらも、衣服を死守する。「いりません!」

「俺が必要なんだ」

大きな手が慣れた様子で彼女の体を這い、最後には豊かな胸へと到達する。

そして、強く揉みしだいた。

篠崎アエミは全身を震わせ、体は水のように力...

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