第153話どんな出会いも彼女が一番恥ずかしい時

ロンにまた会えたことで、ハーマイオニーの胸は入り混じった感情でいっぱいになった――切なさと、喜びと。

喜びは、好きな人が本当に来てくれたという事実から生まれた。

切なさは、どうしてロンに会うたびに自分はこんなにもみじめに見えてしまうのだろう、という思いから来る。

一時間前。

ハーマイオニーは携帯電話を手に、展示物を一つ一つ丁寧に撮影していた。あとで写真加工のアプリで整えてからロンに送るつもりだった。

「ねえ、きれいなお嬢さん。おひとり?」

不意に背後から、からかうような声が降ってきた。

ハーマイオニーの心臓がひやりと跳ねる。ゆっくり振り向くと、そこには男が立っていた。体に合わせて...

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