第215章:離婚?絶対に!

エリュシオン・レジデンシズ

ソラとアンネリーゼは、つい先ほどベリティの診察を終えたところで、ひとまず居間で穏やかに腰を落ち着けていた。

ソラはテレビを眺めながらポテトチップスをぼりぼりとかじり、アンネリーゼはソファにだらしなく寝そべって、退屈きわまりない医学の教科書を読んでいる。

「この本、理論ばっかり。紙の上でしゃべってるだけで、ぜんぜん役に立たない」

「それでも、あんたが使ってるあの妙ちきりんなものよりはマシでしょ」

「呪医を見くびらないで。今どきの呪医は昔のペテン師とは違うのよ。治療法の中には科学的根拠があるものだって多い」

「誰が信じるのよ!」

ソラとアンネリーゼは、言い...

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