第244章ジェームズは愛を追い求める

「……そうだ」

イワンはマックスを見据え、きっぱりと言い切った。

イワンはアイヴィに背を向けていたため、その返事をした瞬間、アイヴィの顔色がどれほど青ざめたかを知らなかった。

マックスはしばらくイワンを凝視し、それから低く息をつき、重い声で言った。「ならば、アイヴィを連れて行け」

「なぜ……」

イワンは問いかけかけて、ふいに理解した。

「おじいさま、まさかアイヴィが放火犯だと疑っているんですか?」

「違うというのか? お前がもういくつか証拠を集めているのは知っている。家の名誉を地に落としたこの女を、なぜまだ逮捕するのをためらう? お前らしくない」

「僕は……」

「私じゃない!...

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