第82章無謀の結果はもっと害になる

「二度目の転倒で、二度の骨挫傷。しかも、いったん治りかけていた部位がまた骨折している」カートはそう言うと、エミリーに見えるようレントゲンフィルムを掲げた。

エミリーは眉をひそめた。「つまり、ひと月で治るはずだった怪我が、この骨挫傷と新しい骨折のせいで、さらに長引くってこと?」

「うん、だいたいそんなところだ」カートは答え、ためらってから付け足した。「でも、あまり気にしすぎるな。俺が診てるんだ、きっと大丈夫だよ」

「私の指示どおりにして、治療には時間どおりに来て、薬を飲んで、リハビリもやれば、すぐにまた立てるようになる」

「分かった、ありがとう」エミリーは真剣に言った。

カートはくつく...

ログインして続きを読む