第99課ありがとうございます

病室では、ジャスパーがベッドに横たわり、ぐっすり眠っていた。顔色は青白く、まぶたはきつく閉じられている。

エミリーは枕元に腰を下ろし、血の気のないその顔を見つめながら胸の奥が痛んだ。

ジャスパーの右手には点滴のルートがつながれていた。エミリーはそっと冷たい手に触れ、湯たんぽを取りに立ち上がると、それを手の下へ差し入れて温めた。

針が落ちる音まで聞こえそうな静けさだった。

そこへカートが入ってきて、ベッドの脇に座るエミリーにすぐ気づいた。泣きはらした目は赤い。

胸が締めつけられる思いで近づき、低い声で言う。「エミリー、医者も看護師もちゃんと見てる。君も疲れてるはずだ。少し休んだらどうだ...

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