第37章

あの日、ショッピングモールで気まずい別れ方をしてから、涼宮佳奈は丸2日待った。それでも、森田浩介は一度も機嫌を取りに来なかった。

毎日昼に届いていた手作りのランチも、そこで途絶えた。森田浩介は涼宮佳奈を完全に放置し、まるで意地を張って冷戦でもしているみたいだった。

これまで散々甘やかされてきたせいで、涼宮佳奈の我が儘なお姫様気質にも火がつく。だったらこちらも意地を張ってやる――そう思った。

結局は、どちらが先に折れるかというだけの話だ。

3年も自分を待ち続けた森田浩介が、こんなことで自分を手放すはずがない。

その妙な自信を支えに、涼宮佳奈は撮影現場でも相変わらず尊大な態度を崩さなか...

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