チャプター 21

ニコラス

俺とニコルは待合室に立って、ミアとニコリーンの離婚中の滞在先について話していた。そんなとき、ルーサーがミアのいる病室から出てきた。「彼女、大丈夫?」とニコルが、俺たちのそばに来て立ったルーサーに尋ねた。「疲れているが、今は授乳中だ」「わかったわ、手伝いに行く。赤ちゃんにゲップをさせてあげれば、彼女も少し休めるかもしれないし」「それはいい考えだと思う」とルーサーは言った。ニコルがいなくなると、俺はルーサーに尋ねた。「それで、彼女は誰に紹介するんだ?」「いや、俺がこの件を引き受ける」「離婚案件は好きじゃないんじゃなかったか?」俺は、彼が部屋に入ってきたときの彼女を見る目に気づいていたの...

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