第二十三四章

ニコール

ニコラスとまた仲直りできて、本当にほっとした。彼が口をきいてくれないのは辛かったから。自分が間違いを犯したことは分かってる。自分のことじゃなくて、他の誰かの幸せばかり考えてた。でも、私の中ではそれは良いことのはずなんだけどな。でも、彼が言ったこともはっきりと聞こえたから、もう二度とあんなことはしない。助けようとしている女性たちとは、ただ距離を置くことを学ばなきゃ。

有名人みたいなお昼ごはんを終えると、私たちはマクドナルドを出てケビンを迎えに行った。彼のお母さんとは、私たちがケビンを迎えに行って家に連れて帰るってことで話をつけていた。彼女は私に、絶対にソーシャルメディアに写真を載せ...

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