第242章

彼がバイブレーターで私のクリトリスを六度目に叩いたとき、彼が手とバイブレーターを離した後でさえ、私は完全に崩れ落ちてしまった。震えが止まらない。身体がずっと震えている。

「イッたのか、ニコル?」

そう訊かれても、何と答えていいかわからなかった。私は今、イっている最中なの? 私の身体に何が起こっているの? なんとか自分を取り戻そうとして、私はようやく言った。「わかりません、サー」

「わからないとはどういう意味だ?」

「もし私がイっているのなら、こんなイき方は初めてです。全身が震えているのに、クリトリスには何も触れていないし、中にも入っていません」

「感じさせてみろ」

彼は指を一本、私の中に挿し込...

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