チャプター 44

ニコル

ニコラスが立ち上がってバスルームへ向かった。私は彼の部屋を出る準備を始める。もう午前三時前だ。何が起こるかわからない。ニッキーがいつ目を覚ますとも限らないし……まあ、さすがにこの時間はないだろうけど、とにかく日が昇る前に頭を整理しておきたかったのだ。

服を着ようとしていた、その時ニコラスがバスルームから出てきた。彼のペニスは、さっき私をめちゃくちゃに抱いた時と少しも変わらず硬くそそり立っている。まったくもう、この人は満足することを知らないのかしら?

「おいおい、どこにも行かせないぞ。お前にフェラしてもらわないと。それが済んだら、行かせてやってもいい」

彼の言葉に、私は呆然とした。確か...

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