チャプター 189

ハンナ

彼は唐突に引き抜き、私の中に空虚さとどうしようもない渇きを残した。抗議する間もなく、彼は私の体をくるりと反転させ、そのまま抱き上げて、応接スペースの豪奢なソファへと運んだ。腰を下ろすと、私が彼の膝をまたぐ形になるよう位置を整える。

「動け」

命じる声とともに、彼の手が私の腰を導いた。

「どれほどイきたいのか、見せてみろ」

私はゆっくりと腰を沈め、再び満たされる感覚に頭を後ろへ倒した。彼の手は私の胸へ移り、揉みしだき、もてあそぶ。私は動き始め、自分なりの律動を作っていく。先端だけを残すところまで持ち上がり、そこから一気に深く沈み込む。

「そうだ、それでいい」

彼はそう囁き、...

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