第二十八章

レオナルド

マルコがシャンパンを片手に近づいてきた。「なかなかの見世物だろ?」そう言って、彼はダンテのいる方へ顎をしゃくった。ダンテは今やテーブルの上で踊り狂い、周囲では友人たちが喝采を上げている。

「本人は楽しんでいるみたいだな」俺は外交的に答えた。

マルコの笑みは目元まで届かない。「あいつはいつだってそうだ」シャンパンをひと口飲んでから、言葉を継いだ。「もう一度、歩かないか。庭なら静かだ」

俺は騒音から離れ、手入れの行き届いた庭へと彼に続いた。監視カメラがこちらの動きを追い、少し離れたところをマルコの部下が二人、目立たぬようにつけているのに気づく。

「ダンテのことで話がある」マルコは、...

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