チャプター 29

ハンナ

彼の手が私のお尻に容赦なく振り下ろされ、鋭い痛みに思わず声が漏れた。立て直す間もなく、もう一度叩かれる。今度はさらに強く。

「数えろ」

命じられて、私は息を詰まらせながら声を絞り出した。「いち……に……」その瞬間、また手が落ちる。「さんっ!」

十まで数え終えるころには、お尻はひりひりと熱を持ち、そして情けないほどに濡れていた。叩かれるたび、その刺激は快感の震えとなって芯までまっすぐ突き抜けてくる。私は彼の手にお尻を押し返さずにはいられず、もっとしてほしいと無言でねだっていた。

「なんて欲張りな子だ」

彼は欲にかすれた声で言った。

「お仕置きで濡れるなんて」

彼の指が脚の...

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