チャプター 36

ハンナ

彼の手が私の太腿の内側へ滑り込み、親指が行ったり来たりと撫でる。ひと撫でごとに、私の中心へ近づいていくのに、決してそこには届かない。私は声が漏れるのを堪えようと唇を噛んだ。

「あとで君に何をするつもりか、わかる?」囁くように言いながら、彼の唇が私の首筋をかすめた。「ベッドに縛りつけて、手足を広げさせる。そうすりゃ、その綺麗な脚を閉じられないだろ。それから、君が泣いて、イかせてくれって俺に懇願するまで、甘いそこを食べてやる」

私は彼の膝の上で身をよじった。体の奥まで熱が回り、燃えるみたいだった。

「でも、すぐには許さない。すぐにはな」彼は続け、空いているほうの手で今度は私のブラウ...

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