チャプター 52

ハンナ

私は寝室のドアへ歩み寄り、できるだけ音を立てないように鍵を回した。母が入ってきて、私が半裸で性具に囲まれ、これからパパ活の相手とビデオ通話をしようとしているところを見つかるなんて、絶対にごめんだった。

ベッドの縁に腰かけると、私はナイトテーブルの上の本にスマホを立てかけ、一番きれいに映る角度に調整した。ビデオ通話のアプリを開き、指をレオナルドの名前の上で止める。

接続中の表示で画面が明るくなり、私は姿勢を整え、背筋を少し伸ばして胸をわずかに張った。やがて通話がつながり、画面いっぱいにレオナルドの顔が映し出された。

「時間どおりだな。いい子だ」

低く、少しかすれた声だった。彼は...

ログインして続きを読む