チャプター 81

レオナルド

熱いシャワーの勢いの下に立ち、肩から背中へと水を流れ落ちるままにした。巨大なバスルームは湯気で満ち、首をゆっくり回すたびにガラスの壁が白く曇っていく。そうしていると、一日の緊張がほどけていくのがわかった。

ハンナの香りが、まだ肌に残っている。目を閉じ、乳首を指で強く挟んだときに彼女が震えたこと、射精を許さず焦らしたときに漏れた切羽詰まった声を思い出す。反応が素直で……嘘がない。

前の取り決めだったヴェロニカとは違う。あの女は最初から計算ずくだった。いつも俺からもっと金を引き出そうとして、ポルノ女優みたいに喘ぎ声だけは派手なのに、目は死んでいた。

出張だと信じ込んでいた隙に、書...

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