チャプター 87

ハンナ

バルコニーに戻ると、レオナルドは手すりにもたれ、片手で気だるげに自分のものを撫でていた。近づくと、彼の目が細くなる。

「遅かったな」砂利を噛むような声で言う。「街じゅう探してきたのか?」

「見つからなかった」私は小さな包みを掲げて認めた。「でも、バッグに一つ入ってたの」

彼の眉がわずかに上がる。「先を読んでたって? ずいぶん用意のいい子だ。開けろ」

指先が震え、私は中のゴムを傷つけないよう気をつけながら、銀色の包みを破いた。取り出して、彼を見上げる。

「俺に着けろ」命令が落ちる。

私は彼の前にひざまずき、膝がまたコンクリートに当たった。片手で彼のものを握り、先端にそれを当...

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