スケルトンはクローゼットから脱出しようとしています

ケン

ヘッドロックに、人前での噛みつきか。

ネイサンの腕が彼女の頭に巻きつき、奴の指が彼女の口の中に。

あの若造が、肉の塊でも見るように彼女によだれを垂らしていたことなんざ、語る気にもならん。

この場所ごと、何もかも焼き尽くしてやる。

「出られないって、どういうこと?」俺が彼女の部屋で、その体を俺の体から滑り下ろすと、彼女が唸る。

「聞いた通りだ。俺なしでここから出ることは許さん」俺は彼女から後ずさり、腰に手を当てた彼女のポーズを真似る。

今日、彼女が手の運動をさせてくれるとは思えんな。

あの指をどうストレッチさせるか、なかなかエロティックなアイデアがあったんだがな。

クソが...

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