朝にはここにいるよ

アメリア

胸の中心を鋭く突き刺す、焼けるような痛みで、私は飛び起きた。これから何が起こるか分かっていたから、喉がキュッと締まる。胸にかかる重みで潰されてしまいそうだ。腕にまで広がる耐え難い苦痛。私は悲鳴を上げないよう、唇を内側に巻き込んで固く噛みしめ、奥歯を食いしばった。

ひどく痛む。でも、ランデンがシンシアを自分のものにした時ほどではない。いや、あの痛みは……あの拒絶は、言葉では言い表せないほどだった。今感じているこの耐え難い痛みには覚えがある。それが何なのか、私にも、サリアにも分かっている。

ランデンがシンシアと交わっているのだ。

ランデンとマシューに部屋に閉じ込められていた時、...

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