第69話

私は彼の首に腕を回した。彼は私の上に完全に覆いかぶさってきたが、腕で体を支えてくれたおかげで、その重みがすべて私にかかることはなかった。私は彼の腰に脚を絡める。ルイジアナの猛暑のおかげで、二人とも何も身に着けていなかったから、服を脱ぐ手間が省けたのは幸いだった。

彼は飢えた獣のように、そして私が最後の食事であるかのように唇を貪り、首筋へと口づけを落としていく。彼が私の「印」を吸い上げると、私は思わず声を漏らした。唇が胸へと移る中、彼の手が二人の間に滑り込んでくるのを感じた。体勢を整えるのかと思いきや、その指は秘部のひだをなぞり、上下に愛撫してから、一本の指を中へと押し入れた。

彼は指を出し...

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