億万長者との再婚~元夫の後悔~

億万長者との再婚~元夫の後悔~

南ちゃん · 連載中 · 350.2k 文字

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紹介

「朱月、お前を元夫よりもっと気持ちよく、もっと満足させてやれる」

私たちの身体のリズムが激しくなるにつれ、私は呻き声を上げながら、上にいる男の髪を掴んだ。圭介の手は私の胸を強く掴み、親指で優しく乳首を愛撫し、もう一方の手は急かすように私のクリトリスを押し続けた。

「お前が過去に誰のものだったとしても、今はお前は俺のものだ。俺だけのものだ」

——

朱月は結婚記念日に妊娠を発表する予定だったが、待っていたのは夫大志の裏切りと屈辱だった。

朱月は去ることを選び、再び筆を取り、ファッションデザイン界で失った栄光を一歩ずつ取り戻していく。

しかし大志はすぐに後悔した。自分を抑えることができず、彼女に電話をかけたが、電話に出たのは朱月ではなかった——

「もしもし、彼女の今の夫です。僕たちの楽しみを邪魔しないでください」

——

朱月はもう二度と誰かを愛することはないと思っていた。しかしこの謎めいて強大なK氏が、彼女を深淵から引き上げ、何度も彼女の感覚を挑発し、感情の底線に挑戦していく。

チャプター 1

【超薄型ヒアルロン酸コンドーム18個入り、2箱、300元。】

朱月のスマートフォンに決済通知が届いたとき、彼女はソファでまどろみながら夫の大志の帰りを待っていた。

今日は、結婚八周年の記念日だ。

画面のメッセージを見て、彼女の頬が熱くなる。ここ数ヶ月、彼は冷淡だった。もう自分には興味がないのだとばかり思っていた。

だが、今夜は彼を失望させることになるだろう。

朱月は下腹部に手を添え、握りしめていた妊娠検査の結果用紙をさらに強く握った。

検査結果は、陽性だった。

その時、大志からメッセージが届く。

【会社で急用ができた。今日は帰れない。プレゼントは書斎にある】

朱月の顔から笑みが消え失せた。

帰らない? では、あのコンドームは誰と使うために買ったのか。

浮気?

その疑念が心臓を鷲掴みにし、息が止まるほどの痛みが走る。

信じたくなかった。学生服の頃からウェディングドレスまで、八年もの歳月を共に歩んできた彼が、裏切るはずがない。

万分の一の希望にすがり、彼女は頑なにリビングで待ち続けた。

三十分後、再びスマートフォンが鳴る。

大志ではない。匿名で送られてきた動画だった。

画面の中では、一人の女が大志にベッドへと激しく押し倒されていた。大志の逞しい胸板が女の胸に密着し、手は背中から腰、そして臀部へと這い、引き締まった肉を荒々しく揉みしだいている。

女の指が彼の胸を愛撫し、大志の大きな手が女の豊かな双丘を寄せ集め、顔を埋めて貪るように吸い付く。

……

朱月はすぐに気づいた。彼の秘書、紗奈だ。

「大志、私とあの奥さん、どっちが好き?」

動画の中の紗奈が甘えた声で尋ねる。

朱月は思い出した。当初、彼が女性秘書を雇うことに猛反対して喧嘩になったことを。

その時、彼はこう言ってなだめたのだ。「若い頃の君に少し似ている気がしただけだ」と。

なんと滑稽な話だろう。

動画の中で、大志は硬く勃起した性器をきつく閉じた秘部に擦りつけ、満足げに挿入した。

「今の朱月の顔を見ても勃ちやしない。見るだけでイライラする。あいつが君に敵うわけがないだろう?」

その後に続いたのは、紗奈の吐き気を催すような喘ぎ声だった。

大志の言葉は針のように、彼女の心臓を深く突き刺した。

間髪入れず、挑発的なメッセージが次々と届く。

【見た? 旦那様はとっくにあなたを愛してないわ!】

【結婚して八年? 彼は六年も私と寝てるのよ!】

【さっさと離婚することね。犬みたいに追い出される前に!】

彼女は深く息を吸い込み、震える手で大志に電話をかけた。

かつて地震の時、彼は身を挺して彼女を守り、その背中には今も痛々しい傷跡が残っている。

命がけで愛してくれた彼に、最後の一回だけチャンスを与えたかった。

「どうしたんだ、朱月?」

電話の向こうの彼の声は、以前と変わらず優しかった。

「大志、帰ってきて。お願い」

彼女の声は枯れていた。

言い終わるや否や、電話の向こうから男の抑えきれない低い唸り声が聞こえた。

朱月には聞き覚えがあった。それは彼がベッドで絶頂に達する時の声だ。

大志も不味いと思ったのか、慌てて言った。

「朱月、今忙しいんだ。用件は帰ってから聞く」

電話は無情にも切られた。

朱月の顔は紙のように白くなり、爪が掌に深く食い込み血が滲んでも、痛みなど感じなかった。

彼女は自嘲気味に笑った。心変わりした人間に愛を乞うなんて、自分はなんと愚かなのだろう。

朱月は連絡先を開き、何度もブロックしては解除した番号を見つけ、メッセージを送った。

【昔、ここから連れ出してくれると言ったわよね。あれはまだ有効?】

相手からは即座に返信があった。

【二週間後、帰国して君を迎えに行く】

返事を受け取ると、朱月はすぐに立ち上がり書斎へ向かい、金庫から離婚届を取り出した。

これは結婚当初、彼女が用意したものだった。当時、それを見た大志は目を赤くして言ったものだ。「朱月、僕たちは一生一緒だ。誰にも引き裂けない」と。

八年後、その誓いを自らの手で破ったのは彼だった。

朱月はペンを取り、一画一画、力を込めて自分の名前を署名した。この馬鹿げた八年間に完全に決別するかのように。

一睡もできなかった。

翌朝早く、彼女はタクシーでオミネグループへ向かった。

到着した時、大志は会議中だった。

応対に出たのは紗奈だった。

オフィスの空気が一瞬にして微妙なものになり、同僚たちが探るような視線を投げてくる。

紗奈は微笑みながら茶を差し出し、二人にしか聞こえない声量で囁いた。

「朱月、大志はよく私があなたに似ているって言うわ。でもご本人にお会いして安心した。若さと美貌なら、私の方が一枚上みたいね」

朱月は目の前の少女を見つめた。

白いドレスを纏い、若さが溢れ出ている。眉間の勝気な様子は、確かに若い頃の自分に似ていた。

その事実は、朱月の喉を締め付けた。

大志が家に他人である家政婦を入れるのを嫌がったため、彼女は結婚後に仕事を辞め、専業主婦としてすべての角を削ぎ落としてきたのだ。

今朝、鏡に映ったやつれ果てた女は、厚いファンデーションでも疲労を隠しきれていなかった。

紗奈は彼女が答えないのを見て、さらに挑発を続けた。

「不思議ね。私が呼べば、大志はどんなに忙しくてもすぐに来てくれるの。私が一番大切だと言ってくれるわ。この優しさは、私だけのものみたい」

その言葉は棘となって心に刺さる。

かつては、大志が彼女に注いでいた唯一無二の偏愛だったはずなのに。

朱月は茶碗を手に取り、込み上げる酸っぱい感情を押し殺して顔を上げた。その表情には、穏やかな笑みすら浮かんでいた。

「あら? そんなに愛されているのに、どうしてまだ日陰の愛人をさせられているのかしら?」

「もっと頑張って、彼に早く離婚するように急かしたらどう? そうすれば堂々と正妻になれて、コソコソする必要もなくなるわよ」

紗奈の得意げな表情が凍りついた。彼女は歯噛みし、低い声で言い返した。

「愛されていない方こそが第三者よ! 彼はとっくにあなたを愛していない。しがみついて何の意味があるの?」

朱月はこれ以上言い争う気になれず、立ち上がって会議室へと歩き出した。

激昂した紗奈が猛然と飛びかかってきた。

朱月はとっさに下腹部を庇って避けたが、足が滑り、床に激しく倒れ込んだ。激痛が走る。

空を切った紗奈は壁に額をぶつけ、血が滲んだ。

その時、会議室のドアが開いた。

大志が出てきて、ちょうど紗奈が血を流して倒れる瞬間を目撃した。

彼の瞳孔が収縮する。本能的に駆け寄って紗奈を抱き起こすと、朱月に向けて氷のように冷たい視線を放った。

「朱月、何をしたんだ?」

紗奈はすぐに被害者を装って泣き出した。

「大志、朱月は悪くないの、私が不注意で……」

「謝れ」

大志の口調は強硬で、反論を許さなかった。

朱月は体を支えて立ち上がろうとしたが、下腹部の激痛と心の冷え込みで額に脂汗が滲んだ。それでも彼女は倔強に彼を見据えた。

「何も聞かずに、どうして私に謝れと言うの?」

「事実が目の前にあるだろう!」

大志は眉をひそめ、失望を露わにした。

「朱月、いつからそんな理不尽な女になったんだ? 謝れ!」

朱月は彼を見つめ、最後の一滴の力まで吸い取られたように感じた。

目の前が暗くなり、彼女はふらりと後ろへ倒れた。

大志はようやく慌てて駆け寄り、彼女を抱き留めた。

「朱月!」

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