第103章 浅野莉緒に捨てられても当然だ

 小林岳斗は相変わらず、のんびりと酒をひと口含んだ。脚を組み、心地よさそうにソファへ身を沈めると、余裕ぶった目で吉野結人を眺める。

「せっかく外に出てきたんだ。肩の力、抜けよ。で、どうした? また莉緒の人形が、おまえに気分悪い思いさせたか? 言っとくけどさ、結人。おまえ、ああいう女はとっくに捨てるべきだったんだよ。家柄もねぇ、色気もねぇ、年がら年中つまんねぇツラして……見てるだけで胸焼けするわ。うちの莉那ならさ、空気も読めるし、扱いもわかってるし――」

 言葉は止まらない。むしろ勢いづき、下劣な言い回しを次々と重ねて、浅野莉緒を貶め、侮辱し、踏みにじっていく。

 まるで吉野結人が彼女を...

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