第113章 君を迎えに行って一緒に住む

 小林莉那はぶんぶんと首を振り、ころあいを見計らったようにまた涙をにじませた。

「私は大丈夫。赤ちゃんも無事よ。さっきはちょっと驚いただけで、怪我なんてしてないわ」

 吉野結人はそれを聞いて、どうやらほっとしたらしかった。細心の注意を払うように彼女の身体を支え、ソファへ座らせる。

 吉野結人はそれを聞いて、どうやらほっとしたらしかった。そっと彼女の身体を支え、ソファへ座らせる。

「莉那」

 吉野結人が低く言う。

「やっと、わかったんだ」

 小林莉那の心臓がどくんと跳ねた。息を詰めたまま、彼を見返す。

「今までの俺は、愚かだった。くだらない責任感なんかに目を曇らされて、俺を愛し...

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