第67章 ごめんなさい、全部私が悪かったです

 彼女は安藤里穂の手を引いて椅子に座らせると、自分はすぐに立ち上がり、熱い白湯を一杯淹れて戻ってきた。

 安藤里穂は湯呑みを両手で包み込んだ。だが、涙はかえっていっそう激しくこぼれ落ちる。

 やがて顔を上げ、莉緒を見つめる。その声は、急にひどく震えていた。

「……もう聞いたの。莉緒、あなた……流産したって……」

 言い終えた途端、彼女は両手で顔を覆い、肩を大きく震わせた。

「全部、私のせい……! あの日、私が無理にスパなんか誘わなければ、あんなことにはならなかったのに。あなたの赤ちゃん……あんなに大事な子だったのに……私が、あなたをこんな目に遭わせたのよ。私、一生……一生、自分を許...

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