第24章 何をしているのか

平山亜美の視点

 ぱち、と瞬きをする。どろりとした眠気が、まだ頭の奥に残っていた。

 掌の下――触感が妙に硬い。熱い。しかも……形が、おかしい。

 自分の腕をたどるように視線を下げていって、私は固まった。

 薄い布越しに、私の手が――よりにもよって、決定的な盛り上がりのど真ん中を押さえている。

 頭の中が、ぶわっと弾けた。花火みたいに。

 眠気なんて一瞬で吹き飛び、血が一気に頬へ駆け上がる。耳まで熱くて、焼けそうだ。

 わ、私、何してるの……!? どこ触ってるの!?

 反射で手を引っ込め、感電したみたいに身を引いた。勢い余って、ベッドから転げ落ちそうになる。

「す、すみませ...

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