第17章 彼らの間には、もはや何の関わりもない

翌朝。カーテンの隙間から射し込む陽射しが、やけに眩しかった。

望月朝夜が目を覚ます。身体は、何かに轢かれたみたいに重い。

下腹の鈍い痛みは、昨夜よりもはっきり増していた。

ベッドに手をついて上体を起こす。頭の中は白い霧のまま。

甘ったるい香り。結城永司の熱。最後に投げつけられた「净身出户」という言葉。悪夢みたいに、まとわりついて離れない。

窓の外をぼんやり見つめて、ようやく思い出す。昨夜、シャワーを浴びながら浮かんだ、あの恐ろしい予感。

ぞくり、と背筋が粟立った。朝夜はベッドから降りる。

……

薬局。

手にした検査薬を握る指先が、わずかに震えている。

判定窓に浮かんだのは...

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