第171章

「名案!」

由美は目を輝かせ、興奮も露わにパンッと手を叩いた。

「やっぱりお母さんは頭がいいわ! その時はきっちり思い知らせてやるんだから。私たち親子を敵に回したらどうなるか、たっぷりとね!」

「あの女の顔をズタズタにしてやる。そうすれば、もうお兄ちゃんを誘惑なんてできないでしょ!」

「その通りよ」

雪枝は得意げに笑い声を上げた。

「私の前に土下座させて、泣いて謝らせてやるわ。藤原家の本当の女主人が誰なのか、骨の髄まで叩き込んでやらなきゃね!」

意気投合した母娘は、すぐさま行動を起こした。

雪枝はスマートフォンを取り出し、懇意にしている私立探偵へ連絡を入れた。大金をはずみ、葵...

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