第248章

翌日、立花柚月は役員会の年次報告会に出席した。部屋に入ると、各役員が彼女に挨拶をしてきた。柚月も彼らとは顔なじみだった。

子会社を設立した際、すべての役員の意見を求めていたからだ。

一条利明が彼女の後ろから歩いてきて、柚月が彼らと談笑しているのを見て、その顔に笑みを浮かべた。

「彼女はまだ若いですから、今後とも皆様にはご指導ご鞭撻のほど、よろしくお願いいたします」

皆、一斉に笑い声をあげた。

「一条さんは本当に娘さんを大事にされていますね」

「ご安心ください、一条さん。私たちが彼女をいじめるなんてとんでもない。しっかりとサポートさせていただきますよ」

「なんといっても我がグルー...

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