第133章

天城澪は小野詩織の手を乱暴に振りほどいた。

「小野詩織、あんた……頭おかしいの? 自分が何してるかわかってんの?」

小野詩織は、ふっと笑う。

「もちろん。何してるか、ちゃんとわかってるよ。ついでに教えてあげる。あんたのおばあちゃんを殺したの――私が人をやって、やらせたの」

天城澪の全身が、凍りついた。

あのときは九条和也が庇い、決定的な証拠もなく、結局うやむやになった。

けれど今、小野詩織が自分の口で認めた。

澪は怒りで震え、唇を噛みしめたまま吐き捨てる。

「……やっぱり。おばあちゃんは、あんたに殺された。どうしてそこまで残酷になれるの」

「残酷?」小野詩織の目が吊り上がる...

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