罪深いパート1

アシュリアン視点

浴室に入ると、彼女はすでに輝きを放っていた。湯気と、ラクランが残した愛撫の余韻で肌は深い薔薇色に染まり、恋人の愛撫のようにまとわりつく霧の蔓がその身を包んでいた。

俺の女王。俺の女神。俺の執着。永遠のインクのように、俺の血管に刻み込まれた存在。

彼女は大理石の浴槽に身を預け、月光で彫られたセイレーンのように、両腕を縁に気だるげに広げ、恥じらいもなく喉を反らせて誘っていた。

唇は腫れぼったく開き、乳房は誇らしげに水面から突き出し、その先端は俺の牙を求めるように、ダイヤモンドのように硬く尖っていた。首筋の繊細な脈が、俺の視線の下で激しく震え、俺の中の捕食者を呼ぶセイレーン...

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