第136章

部屋は暗かった。ネロはしばらく目を閉じて、闇に慣れるのを待つ。

もう一度まぶたを上げると、室内にはぼんやりとした火の揺らぎが漂っていた。

ネロは驚きながら、家の中の装飾を見回す。暗がりの壁に、房のように連なっているあれは――頭皮、なのか?

遠くの棚には工芸品が置かれている。幽かな文様は、彼の目には何百年も前のものに見えた。

ネロが身をひるがえすと、指先が不意にテーブルに触れた。反射的に手を引く。

黒々とした天板。木目の奥に金の筋が糸のように走り、中央の自然な模様が、怒りに見開いた二頭の豹の眼を形作っている。材の名が、どうしても出てこない。

その上には小さなピラミッド。向かいには頭...

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