第169章

押し殺した低い呻きが漏れた、その刹那――ふたりは納屋の中で転がり合っていた。

がらんどうの納屋は、たちまち荒い息づかいと掠れた叫びで満たされる。

アランが壁にもたれて座り込み、太く硬いものをネロの口いっぱいにねじ込む頃になってようやく、嵐みたいな唸りは収まりはじめた。代わりに、規則正しい喘ぎと、喉の奥で砕けるような甘い呻きが残る。


アランは、替えたばかりの乾いた服のまま、干し草の上に腰を落として息をついていた。

ネロは全裸でアランの前に伏し、顔を両脚の間に埋めて貪るように吸い上げている。膝をついて這う姿勢のせ...

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