第84章

部屋で、アランがシャワーを浴びて戻ってきたとき、ジェイスはまだうつ伏せのまま、激しく息を乱していた。さっきまでの衝撃が、身体の奥でまだ波打っている。

喉仏が小刻みに震え、ジェイスは掠れ声で呟く。

「……やばい……アラン……」

息を吸っては吐き、言葉を継いだ。

「お前……すげえ……最高……」

さっき、ジェイスがまた泣いたのを思い出して、アランは指先で彼の目元を撫でた。

「大丈夫か?」

ジェイスは首を振る。

「……平気……」

力の抜けた手が、アランの手首を探り当てる。そのまま口元へ引き寄せ、そっと舐めて、軽く口づけた。

「ハニー……気持ちよすぎて死ぬ……俺、お前のこと……大好...

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