第130章 国籍の制限

茅野芽衣は手早く、子どもたちの参加申し込みを済ませた。

それから五日後。主催側から連絡が入り、市役所前広場での現地受付と、出場者の本人確認を行うよう指示される。

当日、広場に着いた芽衣は目を見張った。参加する子どもが想像以上に多い。見渡す限り、人、人、人。足元から湧き上がるようなざわめきで、広場そのものが熱を帯びていた。

真央と利久は幼稚園の同級生たちを見つけ、すぐに輪に混ざった。以前ちょっと揉めた今田浩まで来ていて、子どもたちは興奮した顔で口々に話し始める。

芽衣もまた、近くの保護者に声をかけられ、世間話に付き合わされていた。

そのときだった。

どっ、と空気が揺れるような騒ぎが...

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