第47章 白川宗佑

相馬幸江は茅野芽衣に真正面から切り返され、言葉を失った。

「……どういう意味よ?」

「そのままの意味です」

「言いくるめてるだけじゃない!」

相馬幸江は冷ややかに言い放つ。

「妻としての務めも果たさないくせに、他人が心配するのを責めないでちょうだい」

茅野芽衣は落ち着いたまま、淡々と返した。

「これは私と瑛太の夫婦の問題です。まず、私が瑛太を気にかけていないなんて、あなたに決めつける資格はありません」

「それから――瑛太が何を望むかは、あなたが決めることじゃない。もし、あなたが『お茶を淹れてお世話をする嫁』が欲しいだけなら……それって結局、瑛太に家政婦をあてがいたいって話です...

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