第47章

金彦視点:

人垣を割って葉夜が現れた瞬間、胸がきゅっと縮んだ。

なんであいつがここにいる。妃那を奪いに来たのか。それとも……妃那が呼んだ?

思わず妃那の方を見ると、彼女は葉夜に向かって、今日一番と言っていいくらい眩しい笑顔を向けていた。

さっきまでのどの笑顔よりも、ずっと明るくて、楽しそうで。

嫉妬で頭が真っ白になった。どうしていつも、こいつは俺と妃那の間に割り込んでくる。どうしていつも、俺から妃那を奪おうとする。妃那は俺と祈葉のことを責めるくせに、自分だって他の男とべったりじゃないか。

俺は葉夜を睨みつけ、怒鳴った。

「出て行け! ここは俺のパーティーだ。お前を招いた覚えはな...

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