第51章

妃那視点:

「本当にここでやるつもり?」

葉夜が念を押してくる。

「もちろんよ。外でなんてまだ一度も試してないじゃない。……ねぇ、興奮しない?」

わざと甘く囁いて誘う。

私の胸に置かれていた彼の手が、ぐに、と強く掴んだ。

思わず喉の奥から嬌声が漏れる。

次の瞬間、彼は私の身体を軽々と抱き上げ、そのまま砂浜に横たえた。

上から見下ろす形になった葉夜と、視線が絡み合う。

しばらく見つめ合っているのが我慢できなくなって、私は慌てて彼のベルトに手を伸ばした。

葉夜も荒い吐息を零しながら、ドレスを乱暴に引き裂く。

ビリ、と音を立てて裂けた布地の下から、胸元が露わになる。

彼は指...

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